車の情報と点検の結果を入力すると、点検整備記録簿をA4用紙に印刷できる無料のツールです。点検項目は自動車点検基準の別表第六(乗用車と軽乗用車の12ヶ月点検、24ヶ月点検)、別表第七(バイク)、別表第五(自家用貨物やレンタカー)、別表第三(事業用など)から選べます。入力した内容はお使いの端末の中だけで扱い、サーバーへは送りません。空欄のまま印刷して、手書き用の用紙として使う方法もあります。

1. 様式と点検の種類車の区分に合う別表を選びます

別表第四(被牽引自動車)と別表第五の二(レンタルバイクなど)は未対応です。

2. 車と使用者車検証のとおりに入れます

3. 点検・整備をした人

使用者の氏名が実施者の欄にも入ります。本人が実施したときは住所の記載は要りません。

4. 点検の結果項目をタップして記号を選びます

    5. 測定値、整備の概要、交換した部品書くものがあるときだけ

    タイヤの溝の深さ(mm)

    ブレーキ・パッドまたはライニングの厚さ(mm)

    6. 印刷A4縦。PDFに保存もできます

    入力した内容は、このブラウザの中だけで用紙に組み立てます。サーバーへは送りません。

    印刷イメージ(入力に合わせて変わります)

    点検整備記録簿ツールの使い方

    入力は上から順に5つの枠を埋めるだけで、印刷ボタンを押すとA4縦の記録簿が出ます。パソコンでもスマートフォンでも同じ画面で、会員登録は要りません。

    1. 様式と点検の種類を選ぶ。乗用車と軽乗用車は別表第六、バイクは別表第七です。迷うときは点検整備記録簿の様式一覧で車の区分を確かめてください。
    2. 車と使用者の欄を入れる。登録番号(ナンバー)、車名と型式、車台番号は車検証のとおりに写します。総走行距離は点検した時点のメーターの数字です。
    3. 点検や整備をした人を選ぶ。自分で点検したときは「使用者本人」を選びます。整備工場が実施したときは、事業場の名称と住所を入れます。
    4. 点検項目をタップして記号を選ぶ。異状がなければ「レ」、部品を交換したら「×」というように、項目ごとに1つ選びます。「空いている項目をすべてレにする」を押してから、整備した項目だけ直すと早く済みます。
    5. 整備の概要と交換した部品を書いて印刷する。ブレーキ・パッドの残りの厚さやタイヤの溝の深さを測ったときは、測定値の欄に数字を入れます。印刷の画面で送信先を「PDFに保存」にすると、PDFファイルとして残せます。

    このツールで作る記録簿と法令の記載事項

    このツールが印刷する用紙は、法令が点検整備記録簿に書くよう求めている事項の欄をすべて備えています。道路運送車両法第49条第1項は、点検の年月日、点検の結果、整備の概要、整備を完了した年月日の4つと、国土交通省令で定める事項を記載するよう定めています。省令にあたる自動車点検基準第4条第1項が挙げるのは、登録番号(または車両番号、車台番号)、点検時の総走行距離、点検や整備を実施した者の氏名または名称と住所の3つです。実施した者が使用者本人のときは、住所は要りません。

    一方で、この2つの条文と自動車点検基準の別表は、書く事項と点検項目を定めたもので、用紙の体裁や欄の並べ方までは定めていません(2026年10月時点の条文で確認)。そのためこのページの用紙は「法令で決められた様式」を名乗るものではなく、記載事項と点検項目をそろえた記録簿の一例という位置づけです。整備工場やメーカーの用紙と欄の並びが違っていても、書く中身は同じになります。

    なお、指定工場が車検のときに作る指定整備記録簿には、検査機器による検査結果の欄が要ります。このツールの用紙にはその欄が無いため、指定整備記録簿や特定整備記録簿の代わりには使えません。

    対応している様式と点検項目の数

    点検項目は、e-Gov法令検索に載っている自動車点検基準の別表から、項目名と点検時期の区分、※印の注記をそのまま取り込んでいます。項目の数は国土交通省が公表している数と一致します。

    様式対象の車点検の種類と項目数保存期間
    別表第六自家用の乗用車、軽乗用車など12ヶ月点検 29項目
    24ヶ月点検 60項目
    2年
    別表第七自家用の二輪自動車(バイク)12ヶ月点検 35項目
    24ヶ月点検 54項目
    2年
    別表第五自家用貨物自動車、レンタカーなど6ヶ月点検 24項目
    12ヶ月点検 86項目
    1年
    別表第三事業用自動車、車両総重量8トン以上の自家用自動車など3ヶ月点検 51項目
    12ヶ月点検 101項目
    1年

    24ヶ月点検の60項目は、12ヶ月点検の29項目に31項目を加えた数です。印刷はA4縦1枚に収まり、別表第五と別表第三の12ヶ月点検だけ2枚になります。

    未対応の様式:別表第四(被牽引自動車)と別表第五の二(有償で貸し渡す自家用二輪自動車など)には対応していません。区分ごとの違いは様式一覧で確認できます。

    記号の意味(レ、×、△、A、T、C、L、P、/)

    このツールの記号は、運輸局が指定整備記録簿の記載要領で例として示している作業区分に合わせています。「×」は交換、「△」は修理を表し、不良や要注意の意味はありません。

    記号作業区分意味
    レ点検点検の結果、異状がなかった
    ×交換部品、油脂、液類を交換した
    △修理摩耗や損傷のある部品を修復した
    A調整遊び、すき間、角度などを基準値に戻した
    T締付緩んだ箇所を増し締めした
    C清掃粉塵や油の汚れを取り除いた
    L給油油脂、液類を補給した
    P省略自動車点検基準の規定で行わなくてよい項目を省いた
    /該当なし該当する装置が車に無い

    特定整備にあたる作業をした項目は、記号を○で囲みます。記号ごとの使い分けと間違えやすい例は点検整備記録簿の記号の意味にまとめています。

    走行距離が少ない車で省略できる項目(※印)

    点検項目の横に付く※印は、自動車点検基準の別表の注記に対応しています。このうち走行距離の注記が付いた項目は、前回の点検から走った距離が決まった値以下なら点検を省けます。省いた項目には「P」を入れます。

    様式省略できる走行距離対象の項目数
    別表第六1年当たり5千キロメートル以下12ヶ月点検 11項目、24ヶ月点検 18項目
    別表第七1年当たり1千5百キロメートル以下12ヶ月点検 11項目、24ヶ月点検 11項目
    別表第五6月当たり4千キロメートル以下6ヶ月点検 5項目、12ヶ月点検 7項目
    別表第三3月当たり2千キロメートル以下3ヶ月点検 16項目、12ヶ月点検 16項目

    ただし、前回その点検をするはずだった時期に点検していなかった項目は省けません。2回続けて省く扱いは認められていないということです。点火プラグの状態は、白金プラグかイリジウム・プラグの車なら走行距離にかかわらず省けます。

    印刷した記録簿の保存期間と置き場所

    点検整備記録簿は車に備え置き、記載の日から決まった期間保存します。期間は、別表第六と別表第七の車が2年、別表第三と別表第五の車が1年です(自動車点検基準第4条第2項)。車検証と同じ入れ物にしまっておけば、次の点検や売却のときに探さずに済みます。車の区分ごとの早見表は点検整備記録簿の保存期間にあります。

    運輸支局や軽自動車検査協会で検査を受けるときに記録簿を提示する場合は、紙で提示します。PDFで残している方も、窓口へ行く前に印刷しておいてください。

    よくある質問(FAQ)

    点検整備記録簿は自分で作って印刷したものでも使えますか?

    使えます。道路運送車両法第49条は記録簿に書く事項を定めていて、用紙の種類や購入先は定めていません。このツールの用紙は、同条第1項と自動車点検基準第4条第1項の記載事項の欄をすべて備えています。

    入力した内容はどこかに送られますか?

    送られません。入力と用紙の作成は、開いているブラウザの中だけで行います。「この端末に入力内容を残す」にチェックを入れたときだけ、同じ端末のブラウザに保存されます。残した内容は「残した内容を消す」ボタンで消せます。

    点検整備記録簿をPDFでダウンロードできますか?

    できます。「この内容で印刷する」を押し、印刷の画面で送信先を「PDFに保存」に切り替えると、A4のPDFファイルとして端末に保存できます。何も入力せずに保存すれば、手書き用の用紙のPDFになります。

    空欄のまま印刷して手書きで使えますか?

    使えます。様式と点検の種類だけ選んで印刷すると、点検項目が並んだ空の記録簿になります。車の情報だけ入力しておき、記号は点検しながら手で書く使い方も選べます。

    別表第六と別表第七はどちらを選べばよいですか?

    自家用の乗用車と軽乗用車は別表第六、自家用のバイク(二輪自動車)は別表第七です。貨物車、レンタカー、事業用の車は別の別表になるため、様式一覧で区分を確かめてください。

    ユーザー車検の前に自分で点検したときは、実施者の欄に何を書きますか?

    使用者本人の氏名を書きます。実施した者が使用者と同じ場合、住所の記載は要りません(自動車点検基準第4条第1項第3号)。ツールでは「使用者本人」を選ぶと、使用者の氏名が実施者の欄にも入ります。記録簿の扱い全体はユーザー車検と点検整備記録簿で説明しています。

    指定整備記録簿として使えますか?

    使えません。指定整備記録簿には検査機器による検査結果の欄が要りますが、このツールの用紙は定期点検の記録に絞っています。

    出典

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